どうも。
うたたねこです。

関西では一部を除いて見事な台風一過となりました。こんな日は、さすがにインドア派の私でも外に出かけたくなりますね。

暑さのピークも過ぎたことですし、そろそろこのブログのタイトルの一部である「時々ノラ猫」を実行していかなければなりません。このままでは完全なタイトル詐欺ですし…。それではまずは今日の題材から。

今日の題材は…


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今日の題材は漢字の「逆」。書体は篆書です。左側が「しんにょう」ですね。昔の漢字を覚えるときはこのように、部首などのよく出てくる形を覚えるのが近道だと思います。

ではなぜこの題材を選んだのか。私が書く文章、よく見ると「~ですが、・・・。」という逆説から入る文がとにかく多いのです。だから今日の題材は逆説の「逆」です。

逆説から入るとその後の自分の意見をより強調できる…というのを特に意識しているわけではありません。自然とこの形になってしまうんですよね。

このせいで文章が説明文っぽくなり、多少堅苦しくなっているのかもしれません。だからといってすぐに直せるものでもないのですが…。それでは今日の作品です。

墨象No.77「だが断る」


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タイトルは「だが断る」。今回もまた、とある漫画の台詞からいただきました。比較的有名な台詞なので知っている方もいるかもしれませんね。

作品のコンセプトは「丸と線」です。左側は「しんにょう」の各パーツを丸くして繋ぎ、右側はシャープな縦線と強めの横線を組み合わせることで構成しました。

左側の4つの丸それぞれの表現に変化を付けるのが難しかったですね。本人的には違いを作ったつもりでも、こうして後から見ると変化が弱いです。もっと大胆な表現が必要ですね。

全体の構成としては、左側の黒と右側の白が上手くコントラストになったと思います。左右の最後の細い線がどちらも左の方に流れたのは失敗だったかもしれません。どちらかの向きを変えたらもっと伸びやかになったでしょう。

では。次の更新は明後日の予定です。




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