どうも。
うたたねこです。


9月から始めたTwitterでの書道作品の紹介。とりあえず昨日までの5日間、休まず続けられました。今週は墨象作品ばかりでしたが、来週からは他の作品も書く予定です。

Twitterに作品を載せた感想は…意外とブログよりも多くの方に見ていただけたように思います。軽い気持ちで作品を見てもらうという意味では、やはりTwitterというツールは最適なのかもしれません。

書道をやっていない方にも「墨象」というものをもっと知ってほしい、というのが書道ブログをやっている理由の1つ。たとえ少しでも、目的が達成されたことは嬉しい限りです。

そんなTwitterへの作品掲載ですが、唯一の難点として後々作品を見返すことが難しいですよね…。そんな訳で、定期的にブログの方でも作品をまとめていきます。

基本は毎週日曜日に、その週の作品をまとめる予定。墨象作品については印を押したり題材やコンセプトについて説明したりと、いつも通りの流れでやっていきます。それでは早速行きましょう。

墨象No.148「タテアカツキ」


No.148d_akatsuki[1]
No.148_akatsuki[1]

Twitterに載せる墨象作品は、全てその月の課題を書いていきます。今月の題材は漢字の「暁」。書体は違うとはいえ、同じ題材で色々と作品を書くのは勉強になります。

1つ目の作品は楷書の「暁」が題材。偏と旁を縦に積み、重厚感のある作品に仕上げました。漢字の形がかなり残っているので、上から下への流れが分かりやすい作品です。

印の位置が少し難しかったですね。最終的に無難なこの位置に落ち着きましたが、もう少し上か或いは左側に押してもよかったかもしれません。

タイトルは「タテアカツキ」…そのまんまです。展覧会に出すときもタイトルを付けることがありますが、結局無難に名付けてしまうことが多いですね。もっとひらめきが欲しいです…。

墨象No.149「流れる暁」


No.149d_akatsuki[2]
No.149_akatsuki[2]

2つ目は篆書の「暁」が題材。古い「暁」には「土」が3つあるのが特徴です。偏を丸くして左側に大きく書き、旁は縦に凝縮して横長の作品に仕上げました。

ただ単純に横に長いだけではなく、上下に流れるような複雑な造形が特徴です。タイトルは特徴そのままに「流れる暁」としました。

印はいつもであれば最後の横線の上に押しますが、若干上過ぎる気がしたので横線の下に押しました。少し分かりにくいですが、真ん中辺りの下に飛び出た線が下に押した印を支えています。

墨象No.150「明け方暁」


No.150d_akatsuki[3]
No.150_akatsuki[3]

3つ目の題材は草書の「暁」。この作品は他と違って、漢字の意味から造形を考えました。「暁」とは「明け方」のことなので、太陽と地平線をイメージした造形です。

力強い線と墨飛沫を使って、太陽の力強さを表現しました。全体的に重苦しい感じを出したかったので、あえて上下の余白はなくしています。

タイトルはやっぱりそのまま「明け方暁」。同じ題材で作品を書くと、タイトルを考えるのも一苦労だなと今さら気づきました。印はこの位置で問題ないでしょう。

墨象No.151「あしなが暁」


No.151d_akatsuki[4]
No.151_akatsuki[4]

4つ目は再び篆書の「暁」が題材。篆書の特徴である、最後の長い足の部分を強調した作品ですね。3つ目の作品とは正反対な、白を活かした造形です。

上の黒い塊と、下のシャープな線の対比が美しい作品になりました。タイトルは「あしなが暁」。これもそのままですが、今日の5つの中では1番良いタイトルではないでしょうか。

余白が広いので、印を押す位置が悩ましかったです。他にも押せそうな場所はたくさんありましたが、余白を最大限活かせそうなこの位置を選びました。

墨象No.152「廻る暁」


No.152d_akatsuki[5]
No.152_akatsuki[5]

最後の題材は草書の「暁」。造形としては1つ目と同じく、偏と旁を縦に並べた構成です。違うのは、上下の2つのパーツの間に余白を設けたところですね。

上のパーツは少し重い感じ、下のパーツは全体的に軽い感じにして対比になるようにしました。特に下のパーツは格好良く書けた気がします。曲線が多いのでタイトルは「廻る暁」。

この作品は墨飛沫の位置にかなりこだわりました。まだ模索中ですが、これまでの何となく飛ばしていた墨飛沫よりは効果的になったと思います。

ということで、今週のTwitter墨象作品の紹介でした。Twitterで作品に興味を持った方がブログの方も見てもらえるようになれば、これに勝る喜びはありません。

では。次の更新は9月11日の予定です。




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