どうも。
うたたねこです。

今日はカービィのグッズ紹介はお休みして、書道作品の紹介をします。ここ最近本当にカービィと旅行のブログになっていますが、ちゃんと書道もしていますのでお許しを。

作品を紹介できない理由は1つ。少し前に始めた「十七帖」の臨書に手こずっているからです。とりあえず何とか見られるレベルまでは早く持っていきたいですね。

そんなこんなで5月も終わりが近づき、ゴールデンウイークのせいもあって課題がこなせていません。今日の作品はその課題を書いたものを紹介します。

No.22kt_buppaku

書いたのは四字熟語「物薄情厚(ぶっぱくじょうこう)」。「人への贈り物が薄くて粗末でも、そこにこもった心は厚い」という意味だそうです。あまり見ない四字熟語ですね。

現代風に言うと「プレゼントは金額ではなくて気持ちが大切」ということでしょうか。これなら普段からよく聞く話なので分かりやすいですね。それでは今日の作品です。

No.22k_buppaku1

1枚目、楷書。こうして色々な書体を書くと、楷書が一番パッとしません。悪くはないと思うのですが、じゃあ良いのかと言われると何とも返答に困ります…。

No.22k_buppaku2

2枚目、もう1枚楷書。1枚目よりも線を太く書いてみました。これくらいの方がどっしりとして安定感がある気もします。

楷書は特にそうだと思いますが、やはり何かしらの古典の特徴を出す方が格好良いかもしれません。分かりやすいところだと顔真卿でしょうか。難しいですが…。

No.22k_buppaku3

3枚目、行書。五つの書体の中では最も取っ付きやすいのが行書だと思います。適度にかっちりしていて連綿もあるので、自然と筆が動きますね。

No.22k_buppaku4

4枚目、草書。形を気にしすぎるとスピードが落ち、結果として墨量の変化が乏しくなってしまいます。その辺りのバランスが重要ですね。

ところで、草書の「落」はいかにも墨象作品になりそうな形をしています。「各」の部分を下にずらすだけでもとりあえず作品になるでしょう。近々書いてみます。

No.22k_buppaku5

5枚目、隷書。私が一番好きな書体です。波磔を出すか否かをいつも悩みますね。下の2文字が少し背が高すぎたかもしれません。

No.22k_buppaku6

ラストの6枚目、もう1枚隷書。全体的に少し小ぶりにしてみました。隷書はやはり横がキッチリ揃っている方が格好良いと思います。

ということで今日の作品はここまで。篆書まで書く時間がなかったので今回は見送ります。今後も五体『○○○○』は定期的に書いていきたいと思うので、よろしくお願いします。

では。次の更新は5月26日の予定です。




人気ブログランキングへ
最後までご覧いただきありがとうございます。
よろしければクリックをお願いします。