どうも。
うたたねこです。

ブログの更新が遅れてしまい申し訳ありません。ちょっと急用と仕事が重なって忙くしていました。どうして予定というのはこうも重なるんでしょうね。もう少し間配ってほしいものです。

さて、普段は墨象作品を主に書いているうたたねこですが今日は久々に細字の作品を書いてみました。そしてタイトルを「書道家必須スキル」にしようとしたところ、以前にも同じタイトルが…。

その時は表彰状を書きました。記事はこちらからどうぞ。そして今日の作品はタイトルの通り2枚です。1枚は手紙、もう1枚は色々な表書きを書きました。それでは今日の作品です。

細字No.13「お礼状」


No.13s-1_letter
No.13s-2_letter

まずは手紙、書道家っぽく言うなら「尺牘」ですね。有名な書道家であれば、手紙すら後世に残って皆に見られてしまいます。きっと天国で恥ずかしがっている方もいるのではないでしょうか。

中身は見ての通りお礼状です。これが急用の主な内容でした。先日出品した書道展で賞をいただいたので、審査していただいた先生方にお礼状を書いていたのです。

送ったのは全部で7通。普段筆で手紙を書くことなんて全くないので、果てしなく時間がかかりました。でも細字の練習にもなった気がするので良かったです。

本当は巻紙に書くのが正しいようですが、難易度が高いのと時間がなかったので今回は便箋に書きました。それでも所々行が斜めになってしまっていますね。難しい…。

書体は行書ですが、これがもっと凄い書道家同士になると草書になったりします。確かに時間は短縮できるかと思いますが、私だったら解読するのに一苦労でしょうね。

こういった手紙も書道家の必須スキルの1つ。とはいえあまり実践する機会はなさそうです。とりあえず他県に住む友人にでも手紙を送りつけてみると練習になって良いかもしれません。

細字No.14「表書き」


No.14s_omote

続いては表書き。うたたねこ如きですら時々表書きを頼まれるわけですから、書道家が身に付けるべきスキルの中でも1,2を争う重要スキルではないでしょうか。

表書きもやはり基本は行書で、所々草書が混ざっている場合もあります。しかし表書きは基本的に見る相手が素人の可能性が高いので、大前提として読めなくてはいけません。

半紙であればこれくらいは何とか書くことが出来ます。でも本番で書くのはもちろんのし袋…。あれは何とも書きにくいですね。安い物を買うから書きにくいのでしょうか。

ということで、細字の作品を2つ紹介しました。この2つはどちらも水墨カービィで使っている面相筆で書いています。使い慣れた筆なので、ある程度は書きやすかったかもしれませんね。

では。明日も更新します。




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