どうも。
うたたねこです。

先日待ちに待ったねんどろいどメタナイトが届き、8月末にはねんどろいどビームカービィもやってきます。そんな中でねんどろいどカービィの新しい情報が来ました。何と…。


「ねんどろいどワドルディ」商品化決定です!!!カービィ、メタナイトときて次はワドルディがねんどろいど化。これはそろそろ大王様の出番も近いと期待せざるを得ません。

ワドルディといえばアニメの兵士のイメージ。そうでなくとも、とにかくたくさんいるのがワドルディです。ねんどろいどもたくさん買いたいところですが…1人で我慢しましょう。

さて、今日は久しぶりに墨象作品を紹介します。宇野雪村賞展用の作品はまだ書けていませんが、教室の課題に書いた作品が良い感じだったので一緒に見ていきましょう。

純粋に墨象作品を紹介する記事を書くのは、実は1か月ぶりだったり…。8月はもう少し更新頻度を上げていきたいところです。それではまずは今日の題材から。

今日の題材は…


No.227d_so[1]

題材は漢字の「蘇」。書体は楷書です。「草かんむり」と「魚」と「禾」、見るからに3つのパーツに分けて墨象作品にしてほしそうな漢字ですね。

各パーツを中心として色々と草稿を練ってみましたが、最終的には「魚」を中心とした作品を書くことに。道具は2つとも段ボールを使いました。

今日紹介する作品は、2つとも同じ題材・同じ草稿で書いています。記事タイトルの通り、白を活かした作品と白を攻めた作品になりました。ぜひ見比べてみて下さい。それでは今日の作品です。

墨象No.227「ヨミガエルシロ」


No.227_so[1]

1枚目のタイトルは「ヨミガエルシロ」。タイトルは題材が「蘇」なので「ヨミガエル」…いつも通りセンスはありません。今回写真の質が少し残念ですが、悪しからず…。

3つのパーツの配置はいたって普通。上の小さい塊が「草かんむり」、下の左が「魚」で右が「禾」です。今回は特に「魚」の「田」の部分を作品の中心としました。

題材のところで言った通り、この作品は白を活かした作品です。墨飛沫は最低限に抑え、各パーツも少し小さめにすることで余白を広く残しました。

ただ白い部分が多いだけでは、寂しいだけの作品になってしまいます。しかしこの作品は要所要所でシャープな線が飛び出して余白に響いているので、上手く白を活かせました。

若干迫力には欠けますが、普段の作品であればそこそこの出来だと思います。ただし、展覧会となると話は別。多くの作品が審査される展覧会では、もっと迫力が必要となります。

そんな訳で、この作品を形はほぼそのままに迫力を出してみました。それが2枚目の作品です。好みは分かれると思いますので、どちらが好きか選んでみて下さいね。

墨象No.228「ヨミガエルクロ」


No.228_so[2]

ということで2枚目。タイトルは「ヨミガエルクロ」です…今回は(今回も?)あまりよいタイトルが思い浮かびませんでした。次の作品を書いたときには何か思いつきたいですね。

基本的な造形は1枚目と同じで、作品の中心とした「魚」の「田」の部分をボリュームアップして迫力を出しました。「禾」の部分も少しだけサイズアップ。

余白に響くシャープな線は減りましたが、その分だけ各パーツが大きくなったことで白を攻めています。墨飛沫も自然な範囲で少し増量しておきました。

1枚目と2枚目でほぼ同じことをしているのに、これだけ作品の印象が変わるのは面白いですね。ちなみに最近のうたたねこは1枚目の白を活かした作品の方が好きです。

明日から8月。出品する予定の2つの展覧会が目前に迫ってきました。1月の展覧会に引き続き、良い結果を残せるようにベストを尽くしましょう。

では。次の更新は8月2日の予定です。




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