どうも。
うたたねこです。

10月1日。消費税が10%になりました。とはいえ普通にスーパーで食料品を買う分には、しばらくは軽減税率がかかるのでそこまで変化を感じませんね。

それでも先ほど早速、増税の影響を感じました。カービィのグッズをネットで買おうかと見ていたのですが…もちろん消費税は10%。そういえばグッズは贅沢品でしたね。

10月は待望の「プププ☆トレイン大阪」が始まります。最近は少しグッズを買うのも控えめにしていますが、特典は欲しいので少なくとも6000円以上は買わなければいけません。


それに加えて、15日から「星のカービィ イッツデモ」のコラボ第2弾が始まります。第1弾はタイミングが悪くて見送りましたが、マフラーカービィが可愛すぎるので買わざるを得ません。

そういえば近々届く「ねんどろいど ビームカービィ」は去年の年末に買ったわけですが、消費税はどうなっているのでしょうか…。悩んでも仕方ないので気にしないことにしましょう。



前置きが長くなりましたが閑話休題。約半月前、Twitterで知り合った小島蒼永さんが主催の書道の錬成会に参加しました。詳しくは記事にまとめているので、よければ上のリンクからご覧ください。

rensei2

錬成会の中で書いたのがこちらの作品。題材は漢字の「陽炎(かげろう)」です。墨象作品を書く予定をしていなかったので、一応仕上げたものの色々と気になる所が…。

ということで、今日はこの作品を題材にしてもう1度墨象作品を書いてみました。今日はその作品を紹介します。まずは改めて今日の題材から。

今日の題材は…


No.242d_kagerou

題材は前述の通り漢字の「陽炎」。陽炎とは光の屈折によっておこる現象で、風がない晴れた日に発生します。アスファルトの地面近くがもやもやとゆらめているのがそうですね。

この言葉は錬成会の中で私以外の参加者の方が提案してくれたもの。私1人だったら課題にでもならない限り、きっと思いつかなかった題材だと思います。ありがたやありがたや…。

さてこの「陽炎」という言葉ですが…2文字ですね。いつも言い訳をしますが複数文字は得意ではありません。でもよい機会なので頑張って書きます。

錬成会で書いた作品で気になる所はとりあえず2つ。1つは下の余白が広すぎたこと、もう1つは「炎」の2つの「火」が同じような形になってしまったことです。これを修正しましょう。

錬成会では紙を丸めて筆代わりとしました。私の師匠レベルならこれでも十分作品を書けます。でも私にはまだ難しかったので、今回は別の道具を使いました。

使ったのはもちろん普通の筆…ではなく、段ボール…でもありません。最近ちょっと段ボールに飽きてきたので、別の道具を使ってみました。それでは今日の作品です。

墨象No.242「ユレルカゲロウ」


No.242b_kagerou

タイトルは「ユレルカゲロウ」。「陽炎」の言葉の意味を踏まえてこのタイトルにしました。全てカタカナになっているのは…そういう病気です(笑) カタカナは格好良いのです。

hude

使った道具はこちら。一言で表すと箒のような筆ですね。掠れは出しにくいものの、細い線も太い線も簡単に引ける万能な筆。ただ使い方をミスると墨が暴発します。おかげで体が墨まみれに…。

あとはとにかく抜け毛がひどかったです。この調子で抜けていくと、10回くらい使うと毛が無くなってしまうのでは…。根元をボンドか何かで固めた方がよいかもしれません。

ここからは作品解説。一部錬成会の記事と内容が被りますが悪しからず。まず造形は上から下へ広がっていくイメージなので、書き出しは小さくまとめました。

作品のポイントとなるのは「陽」の十画目の右回線。本当はここでもっと墨飛沫を飛ばしたいのですが、そうすると「炎」の場所がなくなるので控えめにしました。

大きめに書いた右回線の終筆を少し上向きにし、そこから「炎」につなげます。錬成会では2つの「火」を横並びにしましたが、最終的には普通に縦並びで落ち着きました。

上の「火」は下から上に書くことで、炎が燃えている感じを表現。この表現も、錬成会で他の方が書いていたのを参考にしました。やはり人の作品を見るのは大切ですね。

今回は落款の位置を意識して最後の線を引いたので、非常に安定した位置に押すことができました。いつも作品が完成してから落款の位置を考えますが、本当はこれが正しいのでしょう…。

ということで今日は墨象作品の紹介でした。記事タイトルに「①」とあるので、次回は「②」になります。今日の作品に着想を得てもう1枚作品を書いたので、それを紹介しますね。

では。次の更新は10月4日の予定です。




人気ブログランキングへ
最後までご覧いただきありがとうございます。
よろしければクリックをお願いします。