どうも。
うたたねこです。

紅白歌合戦も始まり、今年もとうとう終わりですね。今年は先日の記事でも書いた通り、たくさんの書道家の方と友達になれた充実の1年でした。

ブログの方では毎日一定のアクセスがあり、日々やる気をいただいています。本当に感謝!来年は更に面白いブログにできるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。

さて、それでは今年最後の記事をはじめましょう。カービィのグッズを開封する時間が取れなかったので、2019年は雑談記事で終えようと思います。

内容は先日の記事でちらっと話した墨象作品の問題作について。これについて解説しつつ、来年の書道についての目標を書いていきますね。

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まずは作品を再掲。この作品最大の特徴は、下から上に向かって書いたものであるという点でした。これが展覧会用の作品としては、なかなか問題だったようです。

というのも、師匠によると下から上に書く墨象作品はありえないのだとか…。漢字は上から下に書くものなので、その大前提を崩してしまうのはよくないことだそうです。

一応非文字題材であることは知らせたのですが、それでもやはりこの作品はありえないと。題材が漢字ではない時点で、大前提も何もない気がするのですが…。

「墨象作品は自由である」というのは私もよく言う墨象作品のルール。でもこの「自由」というのをはき違えてはいけないようです。自由だからといって何でもありではありません。

この辺りについて師匠と少しだけ議論をしました。墨象作品がまた分からなくなりそうです。というかこんな感じでルールが曖昧だから、墨象作品の認知度が上がらないのではないでしょうか。

「自由だけど自由ではない」、「何でもありだけど何でもありではない」…。他の芸術を勉強したことがないので、果たしてこれが墨象作品にのみ当てはまることなのかは分かりません。

でもこんな感じの説明では、墨象作品を書くことの魅力は伝わらないでしょう。来年は墨象作品の魅力について、もっと分かりやすく語れるよう努力したいと思います。

閑話休題。ただし、ここまで話したことはあくまで「展覧会用の作品」であるならばということ。例えばこれが個展の作品であれば、何の問題もありません。

よってうたたねこの来年の目標が決まりました。それは「下から上に書く作品を完成させる」ということ。2019年は段ボールで書くことを鍛えてきたので、来年は別のことを鍛えます。

先述の通り下から上に書く作品は前例が少ないので、まずは何故上からではなく下から書くのかということについて確固とした理由付けが必要ですね。

1年かけてその理由を見つけ、最終的には展覧会用の作品として成り立つくらいの作品として仕上げたいところです。主にブログ用作品として書いていくので、ぜひご覧ください。

ということで今年のブログ更新はここまで。今年も1年間「書道料理人」にお付き合いいただき本当にありがとうございました。改めて、来年もよろしくお願いします。

では。明日も更新します。




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