どうも。

うたたねこです。

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「星のカービィ生誕28周年記念プププ祭」…はもう終了しました(笑)

お世話になった開催記念作品のソードカービィも見納めです。

そしてこのブログの次の大きなイベントは…何でしょうか。

ブログ開設4周年まではまだ半年以上ありますし…。

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水墨カービィを始めたのが3年前の6月なので、そのお祝いですかね。

記念に何か気合の入った作品を用意したいところです。

それでは本題。

今日は墨象作品を1枚紹介します。

プププ祭も終わったので、また文字題材の墨象作品もどんどん書いていきますね。

それではまずは今日の題材から。

今日の題材は…


No.296d_kanmuri

題材は漢字の「冠」。

書体は草書です。

4月の教室の墨象課題でした。

部首が「かんむり」の漢字を題材にするときは注意が必要。

部首の中に残りのパーツを綺麗に収めると、作品が委縮しやすいのです。

もちろん綺麗に収めながら委縮させないことも可能ですが…。

そこは腕の見せ所ですね。

今日の作品のメインは「かんむり」と下の「寸」。

部首よりも下の部分を大きくし、元気のある作品に仕上げました。

それでは今日の作品です。

墨象No.296「伝統を受け継ぐ冠」


No.296b_kanmuri

タイトルは「伝統を受け継ぐ冠」。

前半は作品のコンセプトから「伝統」という言葉。

後半は「冠」より「戴冠式」のイメージで「受け継ぐ冠」です。

「伝統」と言うと仰々しいですが、つまりは墨象の「型」のこと。

久しぶりに文字作品を書いたので、基本に則った作品に仕上げました。

造形は書き出し部分の墨垂らしと短い横線が「冖」。

そこから続く数本の直線が「元」。

最後の掠れた横線と曲線が「寸」という感じです。

①書き出し部分は軽めに書く。

②横線が同じにならないよう角度や墨量を変える。

③締めは曲線。

④下には十分な余白を設ける。

この辺りが最近の私の中での基本ですね。

基本に従った作品はやはり見栄えが良いものです。

しかし一方で既視感が免れないのも事実…。

多分似たような作品を書いたことがあると思います。

どこまで「型」に従うのかが問題ですね。

では。次の更新は5月2日の予定です。




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