どうも。

うたたねこです。

数日前、久しぶりに墨象作品を書きました。

前衛書道家と言いつつ、今月初の墨象作品です(笑)

今月は臨書が楽しすぎてそればかりに…。

次の古典からはもう少しのんびりと進めていきます。

今の半分くらいのペースにすれば大丈夫でしょう。

ということで、今日は墨象作品を1枚紹介。

とりあえず今月の課題作品を2枚書きました。

今回と次回で1枚ずつ紹介していきますね。

それではまずは今日の題材から。

今日の題材は…


No.297d_tutome[1]

題材は漢字の「勤」。

書体は楷書です。

頭が「艹」なのか「革」と同じなのかいつも悩みますね。

やはり普段文字を書かない弊害は大きいようです…。

先日は小学生レベルの漢字がわからなくて愕然としました。

漢字検定でも受けた方がよいのかもしれません。

閑話休題。

今回の主役は右側の「力」です。

道具は段ボールを使いました。

それでは今日の作品です。

墨象No.297「段ボールのお勤め」


No.297b_tutome[1]

タイトルは「段ボールのお勤め」。

段ボールで「勤」を書いたからこのタイトルにしました。

…相変わらずのネーミングセンスです(笑)

造形は「力」の中に「勤」の左側がすっぽりと収まったもの。

とはいえ完全に収めてしまうと作品が委縮してしまいます。

そこで要所要所で線をはみ出させて白を攻めました。

今回最もうまくいったのが「力」の2画目。

まず始筆の滲みが綺麗なグラデーションになりました。

残念ながら完全なる偶然です。

これを思うがままに出せるようにならなくてはなりません。

ネオカラー・墨汁・水の比率をきちんと量るべきですね。

あとは終筆の細い線も上手くいきました。

この線は段ボールらしさも出ていていい感じだと思います。

逆に惜しかった点は「勤」の左側の線質。

線にまとまりがありません。

線の向きも似通ってしまっていますね…。

次回は気を付けましょう。

では。明日も更新します。




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