どうも。
うたたねこです。
今日は墨象作品を何と3枚も紹介。
同じ題材の作品なので一気に紹介してしまいます。
分ければ記事数を稼げるわけですが…。
まぁ気にせずやっていきましょう。
それではまずは今日の題材から。
題材は漢字の「獨樂(コマ)」。
書体は楷書と隷書です。
楷書で2枚、隷書で1枚作品を書きました。
今日の作品は上の記事で書いたものがベース。
師匠のアドバイスを参考にリメイクしました。
ということで今日も「獨樂」は「ドクラク」です。
次回こそは「コマ」を題材に作品が書けるかと…。
「コマ」と「ドクラク」について気になる方は、
上のリンクから過去記事をご覧ください。
それでは今日の作品です。
1枚目のタイトルは「流れドクラク」。
楷書を題材としました。
上から下への流れを意識した作品です。
造形のポイントは左に寄せた「樂」。
少し配置をズラすだけで2つの利点が得られます。
1つ目は上からの流れ。
「獨」の掠れた長い縦線の流れが活きています。
更に、左寄せにすることで線がはみ出しました。
これで紙の外への広がりも生まれます。
最近流行りのオシャレな作品に仕上がりました。
2枚目のタイトルは「空間を切り裂くドクラク」。
こちらも楷書が題材です。
ポイントは何と言っても左の長い曲線。
実に紙の半分以上の長さがありますね。
この線がタイトルの「空間を切り裂く」です。
実はこの作品は偶然の産物。
というのもこの日に墨象作品を書いたとき、
間違って紙を2枚重ねて書いてしまったのです。
下の紙には中途半端な滲みが残っていました。
そしてその滲みを誤魔化しつつ書いたのがこの作品。
自分ではこの長い曲線はなかなか思いつきません。
今後の作品制作に活かしたい造形でした。
ただし、流石に良い所ばかりとはいきません…。
始筆の曲線はもう少し短い方が良かったですね。
そしてその分を下の余白に持って来れば完璧でした。
これはまぁ…仕方がありません。
やはり次回の作品に活かしましょう。
3枚目のタイトルは「『ラク』『ドク』Ⅱ」。
題材は隷書です。
前回のリメイクなのでそのまま「Ⅱ」で…。
こちらは前回の作品を純粋に踏襲。
周りの余白に響く線を追加しました。
今日の作品の中では最も力強い作品です。
重複しますが、最近はオシャレな墨象作品が流行り。
これは女性の前衛書道家が多いのが1つの理由だとか…。
展覧会においても同様の傾向が見られます。
同じようにオシャレな作品で戦うのも1つ。
一方で敢えて昔ながらの力強い作品で攻めるのも1つです。
今年の宇野雪村賞展はどんな戦法でいくべきか…。
8月は臨書に墨象にと忙しそうです。
では。次の更新は8月2日の予定です。
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うたたねこです。
今日は墨象作品を何と3枚も紹介。
同じ題材の作品なので一気に紹介してしまいます。
分ければ記事数を稼げるわけですが…。
まぁ気にせずやっていきましょう。
それではまずは今日の題材から。
今日の題材は…
題材は漢字の「獨樂(コマ)」。
書体は楷書と隷書です。
楷書で2枚、隷書で1枚作品を書きました。
今日の作品は上の記事で書いたものがベース。
師匠のアドバイスを参考にリメイクしました。
ということで今日も「獨樂」は「ドクラク」です。
次回こそは「コマ」を題材に作品が書けるかと…。
「コマ」と「ドクラク」について気になる方は、
上のリンクから過去記事をご覧ください。
それでは今日の作品です。
墨象No.306「流れドクラク」
1枚目のタイトルは「流れドクラク」。
楷書を題材としました。
上から下への流れを意識した作品です。
造形のポイントは左に寄せた「樂」。
少し配置をズラすだけで2つの利点が得られます。
1つ目は上からの流れ。
「獨」の掠れた長い縦線の流れが活きています。
更に、左寄せにすることで線がはみ出しました。
これで紙の外への広がりも生まれます。
最近流行りのオシャレな作品に仕上がりました。
墨象No.307「空間を切り裂くドクラク」
2枚目のタイトルは「空間を切り裂くドクラク」。
こちらも楷書が題材です。
ポイントは何と言っても左の長い曲線。
実に紙の半分以上の長さがありますね。
この線がタイトルの「空間を切り裂く」です。
実はこの作品は偶然の産物。
というのもこの日に墨象作品を書いたとき、
間違って紙を2枚重ねて書いてしまったのです。
下の紙には中途半端な滲みが残っていました。
そしてその滲みを誤魔化しつつ書いたのがこの作品。
自分ではこの長い曲線はなかなか思いつきません。
今後の作品制作に活かしたい造形でした。
ただし、流石に良い所ばかりとはいきません…。
始筆の曲線はもう少し短い方が良かったですね。
そしてその分を下の余白に持って来れば完璧でした。
これはまぁ…仕方がありません。
やはり次回の作品に活かしましょう。
墨象No.308「『ラク』『ドク』Ⅱ」
3枚目のタイトルは「『ラク』『ドク』Ⅱ」。
題材は隷書です。
前回のリメイクなのでそのまま「Ⅱ」で…。
こちらは前回の作品を純粋に踏襲。
周りの余白に響く線を追加しました。
今日の作品の中では最も力強い作品です。
重複しますが、最近はオシャレな墨象作品が流行り。
これは女性の前衛書道家が多いのが1つの理由だとか…。
展覧会においても同様の傾向が見られます。
同じようにオシャレな作品で戦うのも1つ。
一方で敢えて昔ながらの力強い作品で攻めるのも1つです。
今年の宇野雪村賞展はどんな戦法でいくべきか…。
8月は臨書に墨象にと忙しそうです。
では。次の更新は8月2日の予定です。
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