どうも。

うたたねこです。

fp7

ブログで紹介することはほとんどありませんが、

うたたねこは硬筆が比較的得意です。

所属する会でも一番段位が高いのは実は硬筆。

とはいえ残念ながら所属する会は硬筆に

そこまで力を入れていないので、現状のままでは

これ以上成長できる未来が全く見えません…。

というわけで2021年最初の新しい挑戦を

始めることにしました。

次回の記事で紹介できると思うのでお楽しみに。

閑話休題。

今日は条幅の漢字作品を2枚書きました。

年に1度の扁額の課題作品です。

それでは早速今日の作品にいきましょう。

漢字No.57「和氣致祥」


No.57k_waki[1]
隷書
No.57k_waki[2]
篆書

「和氣致祥」という言葉を隷書と篆書の

二体で書きました。

「和氣祥を致す(わきしょうをいたす)」と読みます。

「和氣」は「和やかな雰囲気」、「祥」は

「めでたいこと」という意味で、全体では

「和やかな気持ちでいれば自然と幸せになれる」

というような意味になります。

扁額作品に相応しい、飾りたくなる言葉ですね。

扁額作品は高いところに飾るものなので、

作品を書く時は下に多めに余白を設けると

格好良く書けます。

1枚目の隷書作品はまぁ無難な仕上がりでしょうか。

「和」の重心が少し下がり過ぎたかも…。

2枚目の篆書作品は個人的には格好良く書けました。

「和」が若干大きすぎる気もしますが、

残りの3文字でバランスを取ったので

何とかなった…はずです。

隷書の方は力強い作品に仕上げたかったので、

大筆を2本一緒に持って書きました。

要所要所で現れる極太の線がその特長です。

読みやすさで言えば圧倒的に隷書、面白さで

言うならば…どちらかというと篆書の方が

いい感じに仕上がりましたね。

この2枚の作品の内の1枚を課題として

提出することになるのですが、

果たしてどちらが選ばれるのでしょうか。

では。次の更新は1月29日の予定です。




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