どうも。

うたたねこです。

第22回『宇野雪村賞』展の要項が届きました!

昨年の第21回は残念ながら作品募集期間の

途中で中止になってしまったので、今回は

2年ぶりの開催となる予定です。

uno_2021_2

まずは要項の内容を確認していきましょう。

まずこの宇野雪村賞展は、前衛書(墨象)の

パイオニアとして活躍した宇野雪村の遺徳を

顕彰すると共に、書道(特に墨象)の普及を

図るために行われている書道展です。

応募作品数は1人2点までで、出品料は

一般が1点につき1000円(2点の場合は2000円)、

学生は1点につき300円(2点の場合は600円)。

しかも応募は未表装のままなので、金銭面で

意外とネックになる表装代が何と不要!

お財布にも優しいので、初めて墨象作品の

展覧会に挑戦しようという方にもオススメです。

作品の寸法は半切(140cm×35cm)で縦横は自由、

または全紙1/2(70cm×70cm)のいずれか。

このサイズであれば家でも何とか書けます。

一般的な展覧会だと小さくても60cm×180cm

の紙を使うため、家ではなかなか書けません。

この辺りも出品者に優しいですね。

そして題材は規定課題か自由課題のどちらか。

規定課題は「令」「節」「遠」「五」「輪」

「五輪」の全6種類から選んで書きます。

自由課題の題材は勿論自由ですが、規定課題の

題材を自由課題として出品することは出来ません。

規定課題のみで出品することも可能なので、

初めての方は規定課題の題材の中から選んだ方が

ある程度書きやすいかもしれませんね。

応募締切は令和3年9月8日必着。

締切まではまだ3か月以上あるので、制作期間は

十分に取ることが可能です。



2019年の宇野雪村賞展では、このブログでも

作品をたくさん書いて本番に臨み、初めての

佳作を1ついただきました。

今年こそは特別賞を狙いたいですね。

ということで、今年も宇野雪村賞展に向けて

たくさん墨象作品を書いていきたいと思います。

最近は作品制作がすっかり滞っているので、

これを期にペースを戻したいところ。

宇野雪村賞展に出品する予定の方もそうでない

方もぜひご覧ください。

最後に、これまでに書いた墨象作品の中に

今回の題材を使った作品ががないか確認して

みると2つだけ見つけました。

その作品を紹介して記事を終わります。

No.265b_rei[1]

1枚目は「令」を題材とした作品。

宇野雪村賞展の寸法とは違いますが、なかなか

お気に入りの作品です。

何とか寸法内に収められないものでしょうか…。

No.266b_rei[2]

2枚目も「令」を題材とした作品。

こちらの作品については元となった作品があり、

実はその作品を昨年の宇野雪村賞展の自由課題

として出品する予定でした。

それがまさか今年の規定課題になるとは…。

何だか運命を感じますね。

これは是が非でも出品するしかないでしょう。

No.272b_reiwa[6]

その他、新元号が発表されたときに書いた

「令和」が題材の作品をいくつか発見。

勿論そのまま出品することは出来ませんが、

作品制作の参考にはなりそうです。

ということで、2年ぶりの宇野雪村賞展に

ついて色々とまとめてみました。

気になった方は是非出品をご検討ください。

では。次の更新は5月30日の予定です。




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