どうも。

うたたねこです。

今日は久しぶりに臨書作品を紹介。

書道家を名乗りながら臨書をサボりがちな

うたたねこですが、久しぶりに頑張ります(笑)

というのも、うたたねこが所属している書道会

では6月と12月に昇段試験が行われます。

そして普段の臨書課題は半紙に書いて提出する

のですが、昇段試験の時だけは半切サイズに

書いて作品として仕上げなければなりません。

そんな訳で今月は6月に向けての準備期間として、

しっかり臨書にも力を入れていこうと思います。

まぁ普段から頑張れよという話ですが…(笑)

haisyogun_0

臨書するのは「裴将軍詩(はいしょうぐんし)」。

顔真卿(がんしんけい)の書とされている古典です。

本文は27行で全て93字ずつなので全2511文字。

全臨するのはかなり厳しそうですね…。

裴将軍が北伐で戦功をたてたことを称える内容で

一句が五言からなる五言古詩で構成されています。

書体は破体という、楷・行・草・隷・篆書の

五体などの書体を組み合わせる技法を使用。

裴将軍詩は楷・行・草書を組み合わせた作品です。

そしていつもは何かしらの法帖をみて臨書を

しますが、今回は写真の上田桑鳩先生が臨書

した作品を臨書していこうと思います。

全臨作品ではないのでうたたねこも途中まで

の臨書になる予定ですが悪しからず。

それでは臨書した作品を見ていきましょう。

五言古詩ということで半紙に5文字ずつ臨書を

すれば内容的にはちょうど良いのですが、

うたたねこは半紙に5文字書くのが苦手なので

いつも通り4文字ずつ臨書していきますね。

釈文も添えたので参考にどうぞ。

haisyogun_1
裴将軍大
haisyogun_2
君制六合
haisyogun_3
猛将清九
haisyogun_4
垓戦馬若
haisyogun_5
龍虎騰陵
haisyogun_6
何壮哉将
haisyogun_7
軍臨北
haisyogun_8
荒恆赫耀
haisyogun_9
英材劒舞

では。次の更新は5月18日の予定です。




人気ブログランキングへ
最後までご覧いただきありがとうございます。
よろしければクリックをお願いします。