どうも。
うたたねこです。

2月3日は春の節分。
うたたねこはお寿司が大好きで恵方巻も
たくさん食べたいので、数年前から毎年自分で
サラダ巻きと新香巻きを巻いています(笑)
自画自賛ながら今年も美味しくいただきました。
それでは本題。
今日は墨象作品を1枚紹介します。
せっかく節分当日に記事を書いたので、
作品の方も節分らしいものにしてみました。
それではまずは今日の題材から。

題材は漢字の「節分」、書体は篆書です。
篆書の「節」はもう少し「節」っぽいもの
もあるのですが、敢えてこの極限まで点画
を排除した感じの書体を選びました。
コンセプトは作品を「分ける」ということ。
日本で節分といえば2月3日のイメージが
強いですが、本来は「立春」「立夏」「立秋」
「立冬」の前日が節分なので年に4回あります。
そして節分には「季節を分ける」という意味も。
ということで作品の方も「分ける」をコンセプト
にいつもとは違うことをやってみました。
それでは今日の作品にいきましょう。
墨象No.433「

作品のタイトルは「節/分」。
タイトルに取り消し線が入っているのは
ミスではなく、敢えて入れたものです。
「節」と「分」を1文字ずつに分けて書き、
更にそれぞれの文字を上下に分断すること
によってコンセプトの「分ける」を表現。
それをタイトルに落とし込むために「節分」
に「/」と取り消し線を加えてみました。
画像で見ると分かりにくいかもしれませんが、
文字を上下に分断するために紙を折って重ねた
上から書くという手法を取っています。
つまり実際の作品は結構立体的だったり…。
今回は「分ける」ことに重点を置いたため
その必要性については考慮に入れていません。
でも「立体的な墨象作品」というのはなかなか
面白いと思うので、研究の価値はありますね。
個展の作品にも使えるかもしれません。

作品を再掲して最後に作品自体の解説をば。
今回は筆を使った半紙サイズの作品です。
墨象作品用に使っている大筆が行方不明
だったのですが先日無事発掘されました(笑)
造形は「節」と「分」を横並びにしたもの。
上下の余白の変化や線質を主に意識しながら
一画一画丁寧に書いていきました。
ただ先述の通り「分ける」ことに重点を
置いた作品なので、文字の造形があまりにも
そのままなところが少し気になるかも…。
造形にももう一工夫欲しいところでしたね。
では。次の更新は2月5日の予定です。

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うたたねこです。

2月3日は春の節分。
うたたねこはお寿司が大好きで恵方巻も
たくさん食べたいので、数年前から毎年自分で
サラダ巻きと新香巻きを巻いています(笑)
自画自賛ながら今年も美味しくいただきました。
それでは本題。
今日は墨象作品を1枚紹介します。
せっかく節分当日に記事を書いたので、
作品の方も節分らしいものにしてみました。
それではまずは今日の題材から。
今日の題材は…

題材は漢字の「節分」、書体は篆書です。
篆書の「節」はもう少し「節」っぽいもの
もあるのですが、敢えてこの極限まで点画
を排除した感じの書体を選びました。
コンセプトは作品を「分ける」ということ。
日本で節分といえば2月3日のイメージが
強いですが、本来は「立春」「立夏」「立秋」
「立冬」の前日が節分なので年に4回あります。
そして節分には「季節を分ける」という意味も。
ということで作品の方も「分ける」をコンセプト
にいつもとは違うことをやってみました。
それでは今日の作品にいきましょう。
墨象No.433「節/分」

作品のタイトルは「
タイトルに取り消し線が入っているのは
ミスではなく、敢えて入れたものです。
「節」と「分」を1文字ずつに分けて書き、
更にそれぞれの文字を上下に分断すること
によってコンセプトの「分ける」を表現。
それをタイトルに落とし込むために「節分」
に「/」と取り消し線を加えてみました。
画像で見ると分かりにくいかもしれませんが、
文字を上下に分断するために紙を折って重ねた
上から書くという手法を取っています。
つまり実際の作品は結構立体的だったり…。
今回は「分ける」ことに重点を置いたため
その必要性については考慮に入れていません。
でも「立体的な墨象作品」というのはなかなか
面白いと思うので、研究の価値はありますね。
個展の作品にも使えるかもしれません。

作品を再掲して最後に作品自体の解説をば。
今回は筆を使った半紙サイズの作品です。
墨象作品用に使っている大筆が行方不明
だったのですが先日無事発掘されました(笑)
造形は「節」と「分」を横並びにしたもの。
上下の余白の変化や線質を主に意識しながら
一画一画丁寧に書いていきました。
ただ先述の通り「分ける」ことに重点を
置いた作品なので、文字の造形があまりにも
そのままなところが少し気になるかも…。
造形にももう一工夫欲しいところでしたね。
では。次の更新は2月5日の予定です。

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