どうも。
うたたねこです。

今年のGWもあっという間に終盤。
うたたねこはGW前に休みを取って
東京旅行に行ったので、その代わり
に今週は結構働いていました。
GW中の東京はどこも大混雑だった
ようなのでちょうど良かったですね。
そして来年の4月27日は土曜日、
再来年は日曜日となっております。
つまり少なくともあと2年は仕事を
気にせずにカービィカフェ東京で
のお誕生日会ができますね(笑)
3年後は…その時に考えましょう。
それでは本題。
今日も漢字作品を1枚紹介します。
3回連続で漢字作品の記事を書いたので、
本当に前衛書道家なのか疑われないよう
次回は墨象作品を紹介しますね(笑)
今日の作品は半紙ではなく条幅サイズ。
4月の教室の課題作品として書きました。
それでは今日の作品にいきましょう。

白文
「桃花氣暖眼自醉 春渚日落夢相牽」
書き下し文
「桃花 氣暖かにして 眼自ずから醉い
現代語訳
「暖かい日差しの下で桃の花を見ていると
自然にうっとりとしてしまい、春の湖の
ほとりに日が傾くのを夢心地で見ている。」
白文、書き下し文、現代語訳は以上の通り。
題材は杜甫の漢詩からの引用です。
それでは順番に解説していきましょう。
①「醉」は「酔」の旧字体。
だから「眼自ずから醉い」は目が
酔っ払って「うっとりとする」と
いう意味になるのだとか。
表現の解釈が面白いですね。
②「春渚」の「渚」は「波打ち際」
「水のほとり」という意味。
「春渚」で「春の湖のほとり」となり、
春の季語にも使われるとのこと。
③「牽(ひ)く」は「引っ張る」という
意味なので、「夢相い牽く」は「夢が
(杜甫を)引き留める」となります。
それが現代語訳になると「夢心地で
見ている」と訳されるわけですね。
今回は全体的に現代語訳がオシャレです。

長くなってきたので作品を再掲。
作品は安定の隷書で仕上げました。
隷書らしく扁平な形でありながら、
力強さもある感じでまとめています。
少し墨量が多すぎた気もしますが、
要所要所で出すことができた掠れ
が良い仕事をしていますね。
今回は隷書のみだったので、次回は
他の書体も頑張って書こうと思います。
では。次の更新は5月7日の予定です。

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うたたねこです。

今年のGWもあっという間に終盤。
うたたねこはGW前に休みを取って
東京旅行に行ったので、その代わり
に今週は結構働いていました。
GW中の東京はどこも大混雑だった
ようなのでちょうど良かったですね。
そして来年の4月27日は土曜日、
再来年は日曜日となっております。
つまり少なくともあと2年は仕事を
気にせずにカービィカフェ東京で
のお誕生日会ができますね(笑)
3年後は…その時に考えましょう。
それでは本題。
今日も漢字作品を1枚紹介します。
3回連続で漢字作品の記事を書いたので、
本当に前衛書道家なのか疑われないよう
次回は墨象作品を紹介しますね(笑)
今日の作品は半紙ではなく条幅サイズ。
4月の教室の課題作品として書きました。
それでは今日の作品にいきましょう。
漢字No.83「桃花氣暖眼自醉 春渚日落夢相牽」

白文
「桃花氣暖眼自醉 春渚日落夢相牽」
書き下し文
「桃花 氣暖かにして 眼自ずから醉い
春渚 日落ちて 夢相い牽く」
現代語訳
「暖かい日差しの下で桃の花を見ていると
自然にうっとりとしてしまい、春の湖の
ほとりに日が傾くのを夢心地で見ている。」
白文、書き下し文、現代語訳は以上の通り。
題材は杜甫の漢詩からの引用です。
それでは順番に解説していきましょう。
①「醉」は「酔」の旧字体。
だから「眼自ずから醉い」は目が
酔っ払って「うっとりとする」と
いう意味になるのだとか。
表現の解釈が面白いですね。
②「春渚」の「渚」は「波打ち際」
「水のほとり」という意味。
「春渚」で「春の湖のほとり」となり、
春の季語にも使われるとのこと。
③「牽(ひ)く」は「引っ張る」という
意味なので、「夢相い牽く」は「夢が
(杜甫を)引き留める」となります。
それが現代語訳になると「夢心地で
見ている」と訳されるわけですね。
今回は全体的に現代語訳がオシャレです。

長くなってきたので作品を再掲。
作品は安定の隷書で仕上げました。
隷書らしく扁平な形でありながら、
力強さもある感じでまとめています。
少し墨量が多すぎた気もしますが、
要所要所で出すことができた掠れ
が良い仕事をしていますね。
今回は隷書のみだったので、次回は
他の書体も頑張って書こうと思います。
では。次の更新は5月7日の予定です。

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