どうも。
うたたねこです。

過去絵より大雨なカービィと大王様。
雨は刷毛を使って表現しています。
今日は台風2号と梅雨前線の影響で
関西もかなり多く雨が降りました。
うたたねこが住んでいる地域の学校は
警報のため休校になっていましたね。
6月に入って梅雨に入り、7月からは
うたたねこの苦手な夏がやってきます。
毎年言っていますが、冬眠ならぬ夏眠
して過ごす方法はないでしょうか…(笑)
それでは本題。
今日は漢字作品を1枚紹介します。
作品は半紙ではなく条幅サイズ。
5月の教室の課題として書いたものです。
それでは今日の作品にいきましょう。

白文
「晩鶯啼遠林」
書き下し文
「晩鶯(ばんおう)遠林(えんりん)に啼(な)く」
現代語訳
「春の終わり頃、鶯が遠くの林の中で
啼いているのが聞こえる。」
白文、書き下し文、現代語訳はこんな感じ。
題材は唐代の文学者、政治家である
柳宗元(りゅうそうげん)の言葉です。
それでは順番に解説していきましょう。
①「春の終わり頃」とは「晩春」のこと。
晩春は5月後半から6月上旬の梅雨入り前
までの時期を指すので正に今ですね。
②「啼く」は主に鳥や虫、獣などが声
を出すときに使う漢字…と言いつつ人
が涙を流して泣くときにも使うそうです。
意味がかなり曖昧なので、普段はあまり
使わない方が無難かもしれません。

解説が長くなったので作品を再掲。
作品は今回も安定の隷書で書きました。
無難にいい感じにまとまったかと。
全体のバランスとしては最後の「林」
だけ他の漢字より画数が少ないので、
余白を広くしてサイズ差をカバー。
あとは隷書の「遠」が楷書と比べると
線が少ないように見えてかなり違和感。
ちゃんと字典を見て間違っていない
ことは確認済みなのでご安心を。
古い書体ほど画数が多いというのは
あるあるですが、隷書の方が楷書より
画数が少ないのは何だか不思議です。
では。今週の日曜日はちょっと忙しい
ので次の更新は6月5日の予定です。

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うたたねこです。

過去絵より大雨なカービィと大王様。
雨は刷毛を使って表現しています。
今日は台風2号と梅雨前線の影響で
関西もかなり多く雨が降りました。
うたたねこが住んでいる地域の学校は
警報のため休校になっていましたね。
6月に入って梅雨に入り、7月からは
うたたねこの苦手な夏がやってきます。
毎年言っていますが、冬眠ならぬ夏眠
して過ごす方法はないでしょうか…(笑)
それでは本題。
今日は漢字作品を1枚紹介します。
作品は半紙ではなく条幅サイズ。
5月の教室の課題として書いたものです。
それでは今日の作品にいきましょう。
漢字No.85「晩鶯啼遠林」

白文
「晩鶯啼遠林」
書き下し文
「晩鶯(ばんおう)遠林(えんりん)に啼(な)く」
現代語訳
「春の終わり頃、鶯が遠くの林の中で
啼いているのが聞こえる。」
白文、書き下し文、現代語訳はこんな感じ。
題材は唐代の文学者、政治家である
柳宗元(りゅうそうげん)の言葉です。
それでは順番に解説していきましょう。
①「春の終わり頃」とは「晩春」のこと。
晩春は5月後半から6月上旬の梅雨入り前
までの時期を指すので正に今ですね。
②「啼く」は主に鳥や虫、獣などが声
を出すときに使う漢字…と言いつつ人
が涙を流して泣くときにも使うそうです。
意味がかなり曖昧なので、普段はあまり
使わない方が無難かもしれません。

解説が長くなったので作品を再掲。
作品は今回も安定の隷書で書きました。
無難にいい感じにまとまったかと。
全体のバランスとしては最後の「林」
だけ他の漢字より画数が少ないので、
余白を広くしてサイズ差をカバー。
あとは隷書の「遠」が楷書と比べると
線が少ないように見えてかなり違和感。
ちゃんと字典を見て間違っていない
ことは確認済みなのでご安心を。
古い書体ほど画数が多いというのは
あるあるですが、隷書の方が楷書より
画数が少ないのは何だか不思議です。
では。今週の日曜日はちょっと忙しい
ので次の更新は6月5日の予定です。

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