どうも。

うたたねこです。



今年も宇野雪村賞展に向けて、しっかり

対策を練って臨んでいきたいと思います。

宇野雪村賞展の概要とメリットについて

は前回の記事で詳しくまとめました。

まだ見ていないという方は上のリンク

からぜひご覧ください。

そして今後は毎年ブログで宇野雪村賞展

の対策をしていきたいと思います。

そこで新しいカテゴリーを作りました。

n_category

不定期更新となっていますが、今後は

毎年要項が届いてから応募締切までの

約3か月間、週1~2本くらいのペース

で記事を書いていこうと思っています。

ぜひお付き合いください!

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それでは本題。

今日は初回ということで、まずは規定

課題の分析から始めていきましょう。

いつも通り書道字典で各書体から

目ぼしいものをまとめてみました。

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1つ目は「飛」。

墨象作品の難しいところとして、題材の

書体が格好良いからといっていい感じの

草稿が思いつくとは限りません…。

とりあえず目が行くのは草書でしょうか。

かなり動きがあって面白そうです。

またうたたねこの墨象作品には鳥っぽい

造形のものが多いので、そういった意味

では相性が良いかもしれません。

regulations2

2つ目は「宝」。

わざわざ「宝」と書いてあったので

旧字体の「寶」はひとまず省きました。

だから隷書と篆書はありません。

一応「宀」と「玉」を集字すれば

用意することは出来ますが果たして…。

この辺りはまた確認しておきます。

もし「宝」を使うのであれば筆を使った

シンプルな作品の方が向いているかも。

regulations3

3つ目は「臨」。

普段から臨書をしている書道家に

とっては非常に身近な漢字の1つです。

楷書、隷書、篆書は図形的な造形が

目立つので墨象作品にするのであれば

構築的な造形が合うかもしれません。

一方で草書は動きがあってパーツも

多いので筆を使うのが良いかも。

行書は…中途半端で使いにくそう(笑)

regulations4

4つ目は「創」。

初見の印象では墨象作品の題材と

して使い勝手はイマイチかも。

無難な作品を書くのであれば「倉」と

「刂」に分けて上下か左右に並べれば

ある程度いい感じにはなると思います。

篆書で「倉」が「丼」になっている

書体は構築的な作品が書けそうですね。

regulations5

5つ目は「意」。

最初からパーツが3つに分かれて

いるため、基本の3パーツの作品で

あればかなり書きやすい題材でしょう。

草書は縦の流れが美しいので、逆に

横向きの作品してみるのもいいかも(笑)

篆書も何か面白いことができそうです。

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regulations5

また、最後の「創」と「意」は「創意」

として題材にすることもできます。

2文字題材の墨象作品はどちらかの

漢字を主役にして作品化するのが定石

ですが果たして上手くいくのか…。

一応ルールとして、2文字の書体は

どれか1つに揃える必要があります。

今回は画数がほとんど同じなので、

どちらを主役にすることも出来ますね。

草稿の練りがいがありそうです。

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規定課題の漢字はこんな感じ。

2文字題材の「創意」以外の題材は

何とか作品化できそうな気がします。

これから頑張っていきましょう!

次回は草稿を練る前に作品の方向性

をある程度決める回の予定です。

引き続きぜひご覧ください。

では。明日も更新します。




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