どうも。
うたたねこです。
現在ヤマシロヤで行われているカービィのイベント、開催が残り1週間となりました。今回は残念ながら参戦できませんでしたが、来年の誕生日イベントには行きたいところです。
今回のイベントのコンセプトは「絵本」。どれもかなり魅力的なグッズが揃っています。これが数年前なら指をくわえて見ているしかなかったのですが…今は色々と便利になりました。
現在はフリマアプリが充実しているので、オークションをするよりも格段に手軽に個人取引が出来ます。かく言う私も最近はよく利用していますね。便利な時代になったものです。
閑話休題。それでは昨日に引き続き墨象作品の紹介をしていきましょう。2日続けて墨象作品の紹介記事を書くのも久しぶりな気がしますね。
関西は昨日今日と良い天気だったので、「芸術の秋」よりも「行楽の秋」だったかもしれません。外で遊んだ後は、この記事を見て「芸術の秋」を楽しんでいただければと思います。
ちなみに今日の記事は(後編)。(前編)をまだ見ていない方はこちら、ついでに草稿を練った時の記事はこちらから併せてご覧ください。それでは今日の作品です。
1枚目の題材は篆書。作品のタイトルは「ホコクラ」としました。「ホコ」は「矛」のことで、「矛」とは分かりやすく言うと「剣」のことです。厳密に言うと両刃の剣だそうな。
草稿の記事で詳しく書きましたが、「蔵」の一部分である「戕」には「矛」という意味があります。そこから連想して、「剣」のような造形の作品を書きました。
…この記事を書きながら草稿を練った時の記事を見ていたのですが、草稿の時とはコンセプトが若干違っているみたいです。確かに少し重苦し過ぎたかもしれません…。
とはいえ造形自体は気に入っています。「剣」っぽさをもっと表現できるように、近々「うたたねこオマージュ」でまた書きたいところですね。
本日2枚目と3枚目の作品は新企画の作品。何が新企画かというと…コンセプトがカービィの「コピー能力」なのです。記念すべき最初のコピー能力は「リーフ」。
漢字の「蔵」には昔、「『艸(くさ)』の中に隠れた人」という意味があったそうです。「草に隠れる」といえばリーフカービィですよね。そんな訳で作品タイトルは「かくれリーフ」です。
コンセプトとして「隠れる」必要があるので、濃墨と淡墨を使って淡墨の部分を濃墨の後ろに隠しました。案自体は非常に良い気がします。後は表現しきる腕ですね…。
墨象No.169「しゅつげん」
タイトルは「しゅつげん」。「かくれリーフ」からの一連の技です。1つ前の作品と2枚一組なので、このタイトルだけ見ると何のことやら分かりませんね。
隠れていたものが出現するわけなので、濃墨と淡墨の部分を逆にしました。これによって草かんむりが後ろになり、「しゅつげん」を表現しています。
実際の「しゅつげん」は葉っぱを蹴散らしてカービィが出現するので、それを考えると草かんむりの部分はもっと派手にしてもよいかもしれませんね。墨飛沫もある程度は必要でしょう。
この他にもいくつかコピー能力を題材とした墨象作品を考えています。コピー能力に限らず、敵キャラを題材にしても良いかもしれません。これぞ書道とカービィの融合…。
最後の作品は楷書を題材とした「センコウクラハナビ」。この2日間で紹介した10枚の作品の中では、最も成功した作品です。実際課題としてはこの作品を提出しました。
タイトルからも分かる通り、コンセプトは「線香花火」です。上は細い線と墨飛沫で軽い感じにし、下の花火が広がっている部分と対比になるように考えました。
それこそ空間を上手く使えるのであれば、半切サイズ(約136cm×35cm)の紙をそのまま使って細い線をもっと長くすると格好良くなるかもしれません。…出来そうな気がします。
書き順から考えると、最初が掠れているのは少し違和感がありますね。でも作品効果として成功しているのであればそれもOKなのだとか…墨象は本当に難しいです。
最後にまとめ。2日間に渡り、芸術の秋を楽しむために10枚の作品を紹介しました。心に残った作品はありましたでしょうか。楽しんでいただけたのであれば幸いです。
作品はすべて漢字の「蔵」を題材としたもの。1つの漢字からこれだけの作品が生まれるわけです。これだから墨象作品の制作はやめられません。
11月の課題作品も何枚か書きました。こちらはブログやTwitterに載せる前に、既に師匠に添削してもらったのですが…評価はイマイチでしたね。
いくつか改善点を教えてもらったので、その辺りを修正後にまたブログ記事としてまとめたいと思います。記事タイトルは…「墨象作品の作り方。【実践編②】」とかでしょうか。
では。次の更新は11月20日の予定です。
人気ブログランキングへ
最後までご覧いただきありがとうございます。
よろしければクリックをお願いします。
うたたねこです。
yama_Kirby@ヤマシロヤ@yama_Kirby開催は、あと1週間❗️
2018/11/18 11:32:46
後悔のないよう、ぜひお立ち寄りくださいね🎵
「星のカービィ ワンフロアまるごと 絵本のせかい」
<10/26〜11/25 #ヤマシロヤ 6階催事場>
https://t.co/ycLrWRMEDh… https://t.co/wEoMX8Tn36
現在ヤマシロヤで行われているカービィのイベント、開催が残り1週間となりました。今回は残念ながら参戦できませんでしたが、来年の誕生日イベントには行きたいところです。
今回のイベントのコンセプトは「絵本」。どれもかなり魅力的なグッズが揃っています。これが数年前なら指をくわえて見ているしかなかったのですが…今は色々と便利になりました。
現在はフリマアプリが充実しているので、オークションをするよりも格段に手軽に個人取引が出来ます。かく言う私も最近はよく利用していますね。便利な時代になったものです。
閑話休題。それでは昨日に引き続き墨象作品の紹介をしていきましょう。2日続けて墨象作品の紹介記事を書くのも久しぶりな気がしますね。
関西は昨日今日と良い天気だったので、「芸術の秋」よりも「行楽の秋」だったかもしれません。外で遊んだ後は、この記事を見て「芸術の秋」を楽しんでいただければと思います。
ちなみに今日の記事は(後編)。(前編)をまだ見ていない方はこちら、ついでに草稿を練った時の記事はこちらから併せてご覧ください。それでは今日の作品です。
墨象No.167「ホコクラ」
1枚目の題材は篆書。作品のタイトルは「ホコクラ」としました。「ホコ」は「矛」のことで、「矛」とは分かりやすく言うと「剣」のことです。厳密に言うと両刃の剣だそうな。
草稿の記事で詳しく書きましたが、「蔵」の一部分である「戕」には「矛」という意味があります。そこから連想して、「剣」のような造形の作品を書きました。
…この記事を書きながら草稿を練った時の記事を見ていたのですが、草稿の時とはコンセプトが若干違っているみたいです。確かに少し重苦し過ぎたかもしれません…。
とはいえ造形自体は気に入っています。「剣」っぽさをもっと表現できるように、近々「うたたねこオマージュ」でまた書きたいところですね。
墨象No.168「かくれリーフ」
本日2枚目と3枚目の作品は新企画の作品。何が新企画かというと…コンセプトがカービィの「コピー能力」なのです。記念すべき最初のコピー能力は「リーフ」。
漢字の「蔵」には昔、「『艸(くさ)』の中に隠れた人」という意味があったそうです。「草に隠れる」といえばリーフカービィですよね。そんな訳で作品タイトルは「かくれリーフ」です。
コンセプトとして「隠れる」必要があるので、濃墨と淡墨を使って淡墨の部分を濃墨の後ろに隠しました。案自体は非常に良い気がします。後は表現しきる腕ですね…。
墨象No.169「しゅつげん」
タイトルは「しゅつげん」。「かくれリーフ」からの一連の技です。1つ前の作品と2枚一組なので、このタイトルだけ見ると何のことやら分かりませんね。
隠れていたものが出現するわけなので、濃墨と淡墨の部分を逆にしました。これによって草かんむりが後ろになり、「しゅつげん」を表現しています。
実際の「しゅつげん」は葉っぱを蹴散らしてカービィが出現するので、それを考えると草かんむりの部分はもっと派手にしてもよいかもしれませんね。墨飛沫もある程度は必要でしょう。
この他にもいくつかコピー能力を題材とした墨象作品を考えています。コピー能力に限らず、敵キャラを題材にしても良いかもしれません。これぞ書道とカービィの融合…。
墨象No.170「センコウクラハナビ」
最後の作品は楷書を題材とした「センコウクラハナビ」。この2日間で紹介した10枚の作品の中では、最も成功した作品です。実際課題としてはこの作品を提出しました。
タイトルからも分かる通り、コンセプトは「線香花火」です。上は細い線と墨飛沫で軽い感じにし、下の花火が広がっている部分と対比になるように考えました。
それこそ空間を上手く使えるのであれば、半切サイズ(約136cm×35cm)の紙をそのまま使って細い線をもっと長くすると格好良くなるかもしれません。…出来そうな気がします。
書き順から考えると、最初が掠れているのは少し違和感がありますね。でも作品効果として成功しているのであればそれもOKなのだとか…墨象は本当に難しいです。
最後にまとめ。2日間に渡り、芸術の秋を楽しむために10枚の作品を紹介しました。心に残った作品はありましたでしょうか。楽しんでいただけたのであれば幸いです。
作品はすべて漢字の「蔵」を題材としたもの。1つの漢字からこれだけの作品が生まれるわけです。これだから墨象作品の制作はやめられません。
11月の課題作品も何枚か書きました。こちらはブログやTwitterに載せる前に、既に師匠に添削してもらったのですが…評価はイマイチでしたね。
いくつか改善点を教えてもらったので、その辺りを修正後にまたブログ記事としてまとめたいと思います。記事タイトルは…「墨象作品の作り方。【実践編②】」とかでしょうか。
では。次の更新は11月20日の予定です。
人気ブログランキングへ
最後までご覧いただきありがとうございます。
よろしければクリックをお願いします。
コメント