どうも。
うたたねこです。
昨日記事を更新する予定でしたが、急遽友達と夕食を食べに行ったのでお休みさせていただきました。すいません。1日遅れになりますが、記事を書いていきます。
今日は前回の続きでカービィカフェのグッズ紹介…と行きたいところなのですが、残念ながらまだ写真が撮れていません。だから今日は、久々に墨象作品の紹介をしていきますね。
紹介するのはタイトルの通り、Twitterの方に載せた墨象作品です。今年に入ってから3つの作品を紹介しました。それらについて、多少詳しく解説していこうと思います。
墨象No.184「和やかに流れる」
1つ目と2つ目の作品は「和氣」という言葉を題材にして作品を書きました。「和氣」は「和気」と同じで、「和やかな気分・雰囲気」というような意味です。
2文字を題材とするのはあまり得意ではないのですが、だからといって避け続けるわけにもいかないので頑張って書きました。1つ目は普通に筆で書いた作品です。
タイトルは「和やかに流れる」。上から下への流れを意識しつつ、上下で文字の大きさや線の太さを変えて作品化しました。ちなみに上の大きな部分が「和」です。
最後の細い直線は私がよく最後に入れる線なのですが、今回はこの部分が蛇足になってしまったかもしれません。右下は白を残した方がよかったようです。次回に活かしましょう。
墨象No.185「和やかにオシャレ」
2つ目の作品は筆の代わりに段ボールを使って書きました。タイトルは「和やかにオシャレ」です。白を活かした、オシャレな作品を目指して書いてみました。
題材は同じですが、こちらは篆書を題材としたので「和」が「龢」になります。画数が増えるので難易度は上がりますが、同時に上手くいけば面白くもなりますね。
こちらも1つ目の作品と同様、上の方が少し大きくなるように書きました。上下で滲みの部分が左右に分かれたのは偶然ですが、これによってバランスが良くなっています。
ポイントは2文字をつなぐように引いた細い雷のような線。この線の存在によって普段の作品とは少し違う感じを出すことに成功しました。個人的にもかなりお気に入りの作品ですね。
最近よく段ボールを使って墨象作品を書いていますが、少しずつ慣れてきた気がします。最初はどうすればよいのか全然分かりませんでしたが、やはり「継続は力なり」のようですね。
墨象No.186「流す・落とす」
本日最後の作品。2つ目の作品は普段とは少し路線の違うオシャレな作品を目指しました。そこで更にオシャレな感じを出したいなと思いつつ、「非文字」の作品を書いてみることに…。
墨象作品で「オシャレ」というと、やはり黒よりも白を活かしたイメージ。そして今回は完全に偶然性に頼ってみようと思い、最終的にこんな感じの作品に仕上がりました。
ということで3つ目の作品のタイトルは「流す・落とす」。どういう意味かというと…この作品では一切線を引いていません。詳しく説明していきましょう。
まず上の線は筆にたっぷりの墨をつけてザーっと落とし、すぐに紙を縦にして墨を下に流しました。どの向きにどんな感じで墨が流れるか、完全に運ゲーです。
そして後は隙間を埋める感じで墨飛沫を落としていきました。こちらはある程度予測しながらですが、完全にコントロールできる訳ではないのでやっぱり運ゲーです。
そうして完成したのがこの作品。最初はもっと滲みが出ていたのですが、ネオカラーに入れる墨が少なかったようで上手く残ってくれませんでした…。惜しかったですね。
あとこれは直接作品とは関係ありませんが、周りの黒い部分は額のイメージであえて残してみました。この方が余白の白がより活きるかなと思ったのですが、どうでしょう。
今回は普段の重苦しい感じの作品だけではなく、オシャレな感じを目指した2つの作品を紹介しました。もしかすると、こちらの方が親しみやすいかもしれませんね。
最近は展覧会などでもこういったオシャレ路線が流行っている気がします。まだ大きな作品では書いたことがありませんが、次の展覧会までに何か考えたいところですね。
では。明日も更新します。
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昨日記事を更新する予定でしたが、急遽友達と夕食を食べに行ったのでお休みさせていただきました。すいません。1日遅れになりますが、記事を書いていきます。
今日は前回の続きでカービィカフェのグッズ紹介…と行きたいところなのですが、残念ながらまだ写真が撮れていません。だから今日は、久々に墨象作品の紹介をしていきますね。
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墨象No.184「和やかに流れる」
1つ目と2つ目の作品は「和氣」という言葉を題材にして作品を書きました。「和氣」は「和気」と同じで、「和やかな気分・雰囲気」というような意味です。
2文字を題材とするのはあまり得意ではないのですが、だからといって避け続けるわけにもいかないので頑張って書きました。1つ目は普通に筆で書いた作品です。
タイトルは「和やかに流れる」。上から下への流れを意識しつつ、上下で文字の大きさや線の太さを変えて作品化しました。ちなみに上の大きな部分が「和」です。
最後の細い直線は私がよく最後に入れる線なのですが、今回はこの部分が蛇足になってしまったかもしれません。右下は白を残した方がよかったようです。次回に活かしましょう。
墨象No.185「和やかにオシャレ」
2つ目の作品は筆の代わりに段ボールを使って書きました。タイトルは「和やかにオシャレ」です。白を活かした、オシャレな作品を目指して書いてみました。
題材は同じですが、こちらは篆書を題材としたので「和」が「龢」になります。画数が増えるので難易度は上がりますが、同時に上手くいけば面白くもなりますね。
こちらも1つ目の作品と同様、上の方が少し大きくなるように書きました。上下で滲みの部分が左右に分かれたのは偶然ですが、これによってバランスが良くなっています。
ポイントは2文字をつなぐように引いた細い雷のような線。この線の存在によって普段の作品とは少し違う感じを出すことに成功しました。個人的にもかなりお気に入りの作品ですね。
最近よく段ボールを使って墨象作品を書いていますが、少しずつ慣れてきた気がします。最初はどうすればよいのか全然分かりませんでしたが、やはり「継続は力なり」のようですね。
墨象No.186「流す・落とす」
本日最後の作品。2つ目の作品は普段とは少し路線の違うオシャレな作品を目指しました。そこで更にオシャレな感じを出したいなと思いつつ、「非文字」の作品を書いてみることに…。
墨象作品で「オシャレ」というと、やはり黒よりも白を活かしたイメージ。そして今回は完全に偶然性に頼ってみようと思い、最終的にこんな感じの作品に仕上がりました。
ということで3つ目の作品のタイトルは「流す・落とす」。どういう意味かというと…この作品では一切線を引いていません。詳しく説明していきましょう。
まず上の線は筆にたっぷりの墨をつけてザーっと落とし、すぐに紙を縦にして墨を下に流しました。どの向きにどんな感じで墨が流れるか、完全に運ゲーです。
そして後は隙間を埋める感じで墨飛沫を落としていきました。こちらはある程度予測しながらですが、完全にコントロールできる訳ではないのでやっぱり運ゲーです。
そうして完成したのがこの作品。最初はもっと滲みが出ていたのですが、ネオカラーに入れる墨が少なかったようで上手く残ってくれませんでした…。惜しかったですね。
あとこれは直接作品とは関係ありませんが、周りの黒い部分は額のイメージであえて残してみました。この方が余白の白がより活きるかなと思ったのですが、どうでしょう。
今回は普段の重苦しい感じの作品だけではなく、オシャレな感じを目指した2つの作品を紹介しました。もしかすると、こちらの方が親しみやすいかもしれませんね。
最近は展覧会などでもこういったオシャレ路線が流行っている気がします。まだ大きな作品では書いたことがありませんが、次の展覧会までに何か考えたいところですね。
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