どうも。
うたたねこです。

しばらく更新できないうちに2月になってしまいました。理由は1月中に仕上げたいと言っていた超大作を書いていたからです。だったのですが…目測を見誤りました。

現時点で一応半分ほどは完成。本番よりも準備にかなりの時間がかかりましたね。来週中には仕上げられると思うので、もうしばらくお待ちください。

作品完成後にブログ更新となるとさすがに期間が空きすぎるので、一旦作品制作は休憩して記事を書きます。ということで今日は墨象作品を1枚紹介。その前に…。


ついに「ねんどろいど ワドルディ」の発売が決定しました!!!早速1月30日から予約受注が開始、発売は9月だそうです。よく考えるとまだ半年以上先なのですね…。

ワドルディといえば複数欲しい気もしますが、さすがにねんどろいどを複数買うわけにもいかないので1体にしておきます。9月の発売を楽しみに待ちましょう。

ねんどろいどといえば、昨年発売された「ねんどろいど ビームカービィ」の開封がまだでしたね…。最近グッズの開封が出来ていないので、そろそろ何かしら開けたいところです。

それでは本題。先日「令和」を題材とした墨象作品を5枚ほど紹介しましたが、今日はその続きです。今回は筆で作品を書きました。それではまずは今日の題材から。

今日の題材は…


No.26k_reiwa5

題材は篆書の「令和」。「令」のくねくねした長い線と「和」の「禾」の縦線を作品の中心として造形を考えました。同じ題材の前回の作品とは全く異なる仕上がりです。

墨象作品を書く時は筆ならば筆、段ボールなら段ボールの特徴を活かした作品を書かなければなりません。段ボールであれば立体的な線やシャープな線を使いたいですね。

今日は筆を使った作品なので、段ボールには出せない力強い線が主役です。さらに段ボールには劣りますが、そこにシャープな線も織り交ぜてみました。それでは今日の作品です。

墨象No.272「令和パワー」


No.272b_reiwa[6]

タイトルは「令和パワー」。筆の力強い線を主役とした作品なので「パワー」です。…2月もネーミングセンスのなさは健在のようです。何か本でも読んでみましょうかね。

作品は先述の通り、かなり力強い仕上がりとなっております。カフェなどに飾るには暑苦しいかもしれませんが、展覧会用の作品としては向いているかもしれません。

最も目を引く掠れた太い線が「令」のくねくねした長い線です。こういった線は筆ならではですね。段ボールでこの太さの線を格好良く引くのはなかなか難しいかと…。

そしてこの掠れた線を貫くように引いた縦線が「和」の「禾」の縦線です。太い線を引くために開いた筆を整え、なるべく線がシャープになるように気を付けました。

このように線が重なる構成は比較的好きですね。作品に複雑さが生まれます。でも失敗すると両方の線の良いところが相殺されてしまうので、使うときは注意が必要ですね。

全体の造形としては、いつも言っていますが下の余白をもう少し設けたいところでした。主役とした2本の線をもう少し短くすればちょうど良かったのでしょう。

あとは終筆となる2本の斜線と横線の墨量が多すぎました。最後に作品をどう収めようか悩み過ぎて、根元のネオカラーが筆先に降りてきてしまったようです。惜しかったなぁ…。

そのため右側の余白が狭くなったので、落款印は左側に押しました。本来は右側に押したかったのですが…左の余白が空いていたので、結果オーライということにしておきましょう。

では。次の更新は2月3日の予定です。




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