どうも。
うたたねこです。
今月のカービィのグッズ情報が更新されました。
相変わらずプライズ品が多いですね。
一方で最近はグッズの種類自体はかなり控えめ。
30周年に向けて力を溜めているのでしょうか。
25周年はそれなりに参加できましたが、
その前の20周年は色々あってほぼ不参加だった
ので今からとても楽しみです。
とりあえず軍資金は用意しておきましょう(笑)
閑話休題。
今日は条幅の漢字作品を書きました。
今回はいつもと少し趣向を変えて、
筆の違いによる作品の変化を見ていきます。
それでは今日の作品にいきましょう。
白文「青苔地上消殘暑 綠樹陰前逐晚凉」
現代語訳「青々とした苔がある辺りは夏の暑さも
消え失せ、夕暮れの緑樹の陰はいつも涼しい。」
白文、現代語訳はこんな感じ。
白居易の「池上逐凉二首」という詩の一部で、
夏でも涼しい場所を表しているようです。
ここ最近の夏は苔が生えていようが木陰だろうが
とにかく暑いので共感はしかねますが…(笑)
中国の漢詩にはあまり詳しくありませんが、
課題などで書いた漢詩で気に入ったものの
作者を見ると白居易が多いような気がします。
本もたくさんあるようなので、ちゃんと勉強して
ブログのネタにしたいところですね。
雑談はこれくらいにして作品解説。
今回は隷書で2枚の作品を書きました。
使った筆はこの2本。
前の師匠に高校進学祝いで貰った3本1組の筆の
内の2本で、使いやすいのでずっと使っています。
穂の長さはあまり変わりませんが、太さが
違うので出てくる線も変わりますね。
それでは筆の違いによる作品の変化を
見るために作品を1枚ずつ見ていきましょう。
まずは左の太い方の筆で書いた作品から。
線が太いのでかなり力強い作品です。
墨量が多すぎて掠れが少なかったのが少し
残念ですが、いつもの感じに仕上がりました。
続いては右の細い方の筆で書いた作品。
線が細いのですっきりした印象です。
筆が細い分含める墨が少ないので、
掠れも自然といい感じに出ました。
そして改めて2つの作品を比較してみます。
最終的には各個人の好みになるとは思いますが、
より隷書っぽいのは右の作品でしょうか。
左の作品は線が太いことで隷書の特徴である
扁平さが右の作品よりも弱くなっています。
うたたねこは左の雰囲気の作品を好んで書きがち
でしたが、今回2本の筆を使ってみて右のような
作品の方が寧ろ好きな気がしてきました。
そもそも今回何故2本の筆を使ったのかというと、
懐素の自叙帖を書いていたからです。
自叙帖は非常に動きのある草書なので、
細い筆を使ってその雰囲気を出していました。
そして自叙帖の後に今回の条幅作品を続けて
書いたのですが、わざわざ2本目の筆を出すのが
面倒だったので細い筆をそのまま使用(笑)
すると想定外に良い作品が書けました。
自らの固定概念に囚われすぎてはいけませんね。
これは墨象作品にも勿論当てはまります。
7月に入ったのでそろそろ宇野雪村賞展の
作品を書いていかなければなりません。
今回同様固定概念に囚われずに色々な雰囲気の
作品を書いていきたいところです。
では。次の更新は7月4日の予定です。
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2021/07/01 12:10:06
今月のカービィのグッズ情報が更新されました。
相変わらずプライズ品が多いですね。
一方で最近はグッズの種類自体はかなり控えめ。
30周年に向けて力を溜めているのでしょうか。
25周年はそれなりに参加できましたが、
その前の20周年は色々あってほぼ不参加だった
ので今からとても楽しみです。
とりあえず軍資金は用意しておきましょう(笑)
閑話休題。
今日は条幅の漢字作品を書きました。
今回はいつもと少し趣向を変えて、
筆の違いによる作品の変化を見ていきます。
それでは今日の作品にいきましょう。
漢字No.60「条幅『池上逐凉二首』より」
白文「青苔地上消殘暑 綠樹陰前逐晚凉」
現代語訳「青々とした苔がある辺りは夏の暑さも
消え失せ、夕暮れの緑樹の陰はいつも涼しい。」
白文、現代語訳はこんな感じ。
白居易の「池上逐凉二首」という詩の一部で、
夏でも涼しい場所を表しているようです。
ここ最近の夏は苔が生えていようが木陰だろうが
とにかく暑いので共感はしかねますが…(笑)
中国の漢詩にはあまり詳しくありませんが、
課題などで書いた漢詩で気に入ったものの
作者を見ると白居易が多いような気がします。
本もたくさんあるようなので、ちゃんと勉強して
ブログのネタにしたいところですね。
雑談はこれくらいにして作品解説。
今回は隷書で2枚の作品を書きました。
使った筆はこの2本。
前の師匠に高校進学祝いで貰った3本1組の筆の
内の2本で、使いやすいのでずっと使っています。
穂の長さはあまり変わりませんが、太さが
違うので出てくる線も変わりますね。
それでは筆の違いによる作品の変化を
見るために作品を1枚ずつ見ていきましょう。
まずは左の太い方の筆で書いた作品から。
線が太いのでかなり力強い作品です。
墨量が多すぎて掠れが少なかったのが少し
残念ですが、いつもの感じに仕上がりました。
続いては右の細い方の筆で書いた作品。
線が細いのですっきりした印象です。
筆が細い分含める墨が少ないので、
掠れも自然といい感じに出ました。
そして改めて2つの作品を比較してみます。
最終的には各個人の好みになるとは思いますが、
より隷書っぽいのは右の作品でしょうか。
左の作品は線が太いことで隷書の特徴である
扁平さが右の作品よりも弱くなっています。
うたたねこは左の雰囲気の作品を好んで書きがち
でしたが、今回2本の筆を使ってみて右のような
作品の方が寧ろ好きな気がしてきました。
そもそも今回何故2本の筆を使ったのかというと、
懐素の自叙帖を書いていたからです。
自叙帖は非常に動きのある草書なので、
細い筆を使ってその雰囲気を出していました。
そして自叙帖の後に今回の条幅作品を続けて
書いたのですが、わざわざ2本目の筆を出すのが
面倒だったので細い筆をそのまま使用(笑)
すると想定外に良い作品が書けました。
自らの固定概念に囚われすぎてはいけませんね。
これは墨象作品にも勿論当てはまります。
7月に入ったのでそろそろ宇野雪村賞展の
作品を書いていかなければなりません。
今回同様固定概念に囚われずに色々な雰囲気の
作品を書いていきたいところです。
では。次の更新は7月4日の予定です。
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