どうも。

うたたねこです。

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「第8回 瀧の宴 in神戸」も残すところ

明日から8月3日までの4日間に!

元々の会期は昨日までだったのですが、

今回は大好評につき延長になりました。

日本全国18人の芸術家による40枚以上

の様々な作品をコーヒーを飲みながら

のんびり楽しむことができます。

ご都合よろしければぜひお越しください!

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それでは本題。

会期の方は間もなく終了となりますが、

ブログでうたたねこの作品を紹介する

のが遅れているので少し急ぎましょう(笑)

今日は上の2枚の写真にも写っている

色紙の墨象作品を2枚紹介します。

それでは順番に見ていきましょう!

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1つ目の作品はこちら。

ふるもと珈琲店での展示ということで、

漢字の「珈」が題材の墨象作品です。

左上のスタンピングした部分が「王」、

右下の2つのパーツがくっついている

のが「加」という感じの造形。

前衛書道家的には結構読める範囲の作品

なのですが…いかがでしょうか?(笑)

この色紙は画仙紙よりも墨が乾くのが

早かったので、墨色に変化を付けるとき

に色が混ざらなくていい感じでした。

スタンピングや立体感のある線など、

筆ではなかなか書くことができない

段ボールらしさを活かした1枚です。

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2つ目の作品はこんな感じ。

1枚目と同じくふるもと珈琲店での展示

ということで漢字の「琲」が題材です。

こちらは全く読めない作品ですね。

コンセプトは「墨を流すこと」。

水分をかなり多めにした墨で色紙の上の

方に「王」を書き、すぐに色紙を立てる

ことで墨を自然に下に流していきました。

そしてこの工程を複数回繰り返すことで

複雑な雰囲気の線や墨色になっています。

最後にその上から残りの「非」で味付け

をして全体をまとめました。

せっかくなら公募展には出しにくい、

グループ展ならではの面白い作品が

書けないかと思って考えた1枚です。

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「ふるもと珈琲店での展示ということで」

というコンセプトの作品は今年の4月に

開催したうたたねこの個展でも書きました。

こちらは「ふ」「る」「も」「と」の

字母となる漢字「不」「留」「毛」「止」

を題材とした4枚1組の墨象作品でしたね。

そう考えると前回と今回で「ふ」「る」

「も」「と」「珈」「琲」を題材に

墨象作品を書いたことになります。

となるとせっかくなら今回で「店」が

題材の作品も書けばよかったかも…(笑)

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ということで、今日は「第8回 瀧の宴

in神戸」に出品したうたたねこの作品

紹介記事の第2弾でした。

最初にも書いた通りもう少しだけ

会期がありますので、お時間あれば

ぜひ現地にてご覧ください!

では。明日はちょっと忙しいので、

次の更新は8月2日の予定です。




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